シェルティのりんたと一緒にレベル上げ(1月編③)

シェルティの飼い方

『シェルティのりんたと一緒にレベル上げ(1月編③)』です。

いよいよ1月編の折り返しに到達しました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

過去記事のリンクを載せておくので、興味のある方はのぞいてみてください。
過去記事は読まなくても、今回の記事は理解できる内容になっています。

1/15

朝は夫のえりんぎ君が散歩に行ってくれた。

前回動物病院を受診した際に、りんたが若干太り気味であると教えてもらった。

減量のために今まで600ml/日だったフードを500ml/日に変更してみた。

それでも今朝の散歩は2回もうんちしたとのこと。
まだフードの量が多いのかな。

いきなりたくさん減らすのは可哀想なので、様子を見ながら徐々に減らしていこう。

夜の散歩は地面が乾いていなくて、公園でのトレーニングはしなかった。

人間の記憶のメカニズムについて調べてみると、少し時間をおいて復習した方が記憶の定着率が良いと書かれていたりする。

犬もとても賢い生き物なので、人間の理論が当てはまるかもしれない。
だからしばらくトレーニング期間があいてしまってもポジティブに捉えていこう。

りんたはエンジン音の大きい車に飛びかかりがちだ。

今日もある車をロックオンしていた。

でもいつもよりは落ち着いている印象があった。

試しに注意しつつもりんたの行動を見守ってみることにした。

車が過ぎ去る瞬間に飛び掛かろうとりんたは体に力を入れたけれど、結局飛びつかずに飼い主の方へ視線を向けた。

普段から車をロックオンすると、りんたを呼んで飼い主に注目させていた成果が出た瞬間だった。

てっきり飛びかかるものだと思っていたので、我慢できたりんたに感動した。

飛びつきの癖を直すのはもっと時間がかかると思っていた分、すんなり改善してしまって拍子抜けした。

今回はたまたまいい条件が重なっただけの可能性もあるので、事故には注意してりんたの様子を見守っていきたい。

1/16

今日は久しぶりにロングリードでトレーニングした。

ここのところ天気が良くなくて普通の散歩だけだったから、りんたも退屈していたのかもしれない。
原っぱに着くと嬉しそうに走っていた。

トレーニングというと堅苦しい感じがしてしまうけれど、りんた的には飼い主と遊んでいる感覚なんだろうな。

3日ぶりくらいのトレーニングだったけれど、まずまずだった。

飼い主の左横についてフセをするのもかなりスムーズになった。

以前は3〜5回くらい「フセ」と言わないとできなかったけれど、今回はほとんど1回で成功した。

伏せてマテは15m離れたところから挑戦。

目標は1分10秒やりきることだ。

なぜ中途半端な秒数かというと、今度参加するしつけの練習会が1分間マテをする必要があるからだ。

普段から同じ1分でマテの練習をしていると、環境が変わった時にできなくなる可能性が高い。
そのため少しだけ長めの秒数でマテをする練習をしている。

できれば1分30秒くらいできれば安心。

1回目のマテはやり始めた途端、クークー鳴いていた。

案の定すぐに立ち上がったけれど、15m離れた位置から指示を入れ直して、最後までやりきった。

できれば失敗は積ませたくないのだけれど、飼い主の心境的にはどうしても長時間やらせたくなってしまう。

特に今回なんて絶対立ち上がるのがわかっていたのだから、その前に対処するべきだった。
反省しなくては。

クークー鳴き出したら一度りんたのもとへ戻って、気分転換をしてから再挑戦しようと思う。

他のわんちゃんがいるところでマテをしたらどの程度できるのか試してみた。

一応フセの姿勢にはなったけれど、視線は完全にワンちゃんの方をロックオン。
全く飼い主に注目できていなかった。

数秒は持ち堪えたものの、やっぱり途中で立ち上がってしまい、ワンちゃんたちのもとへGO。

その後は呼び戻そうとしても全く飼い主の指示を聞こうとしなかった。

でも犬好きのりんたが数秒マテできただけでも成長なのかもしれないな。

以前だったらフセの姿勢すらできなかったと思う。

今度行く練習会はわんちゃんがいっぱい集まるから、どこまでりんたが頑張れるか未知数だ。

それとわんちゃんに夢中になっていると、まるで呼び戻しがきかないのがネックな点。

飼い主の指示が入らないのはトラブルのもとなのでなんとかしなくては。

でもどうやって練習すればいいのか迷走中。

立った状態でのマテは、以前よりもスムーズにできるようになってきた。

マテをしているりんたの周りをぐるっと一周まわる練習もした。

大回りになればなるほど、りんたが飼い主の動きに釣られて動きやすい。

これはもう少し練習が必要そう。

それでも前足の位置がずれるだけで、以前のように身体ごと向きを変えてしまうことはなくなった。

りんたは飲み込みが早くて教えていて楽しい。

立ってマテもまだまだ伸び代がありそう。

呼び戻した際にりんたが飼い主に飛びつくのもかなり落ち着いてきた。

今日は1回だけ誤って飛びついてきてしまったけれど、反応せずに淡々とやり直したら、すぐにりんたも行動を修正してきた。

呼び戻しの際の飛びつきはほとんど心配いらないと思う。

今日も白のトイプーちゃんに会った。
相変わらず2人が揃うとお祭り騒ぎだ。

夕方は歯磨きの時間。

やっぱりりんたは歯磨きジェルを舐めたくて、ソワソワしている。
毎日続けていたら、慣れてくれるのかな。

歯ブラシの練習も難航中。

とりあえず仰向けにさせず、フセの状態で歯ブラシに慣れる練習をしている。

今日もガブガブしていて歯ブラシの消耗が激しい。

焦らず練習していきたい。

夜は公園でトレーニング。

フセの姿勢でのマテは、やはり最初の10秒でソワソワして立ち上がってしまう。

15m離れたところから静止をかけて、もとの姿勢に戻せば、その後は1分はできる。

今日の1回目のマテは1分30秒までできた。
ここまでできれば上出来だと思う。

2回目のマテは、高校生カップルが気になって1分くらいで立ち上がってしまった。

もともと高校生の子達に意識がいってしまっていたのは飼い主も気づいていた。

それでも途中でやめるのが勿体無い気がしてしまい、ついついりんたが痺れを切らすまでマテさせてしまった。

もっと飼い主が柔軟に対応しないといけないな。

飼い主が臨機応変に対応できないのはいつもの反省点。

りんたに変な癖がついてしまう前に飼い主がきちんとしないと。

秒数にこだわるのではなく、今のりんたの状態を最優先にしたい。

飼い主のつぶやき

私がりんたのトレーニングをしているのは、競技会で優秀な成績をおさめたいからではない。

りんたと色々な経験をして、たくさんの感情を共有したいという思いからトレーニングをしている。

りんたとの時間をより楽しみたくてやっていることだ。

ノルマをやらせきるのではなく、どうしたらりんたをもっといっぱい褒めてあげられるかを考えたい。

時々本筋を見失いそうになるので、初心を思い出すようにしたい。

もってこい遊びはちょっとしたハプニングがあった。

投げた手袋を持ってきたのはいいのだけれど、途中で落ちていたティッシュを咥え直してりんたが戻ってきてしまった。

とりあえず特に反応はせず、もう一度やり直したら、普段通り手袋を持って帰って来れた。

こんなハプニングもあるんだな。

立ってマテの練習はイマイチなできだった。

どうしても飼い主の動きが気になって前足が2〜3歩動いてしまう。

りんたの周りを大回りで歩いていたのがよくなかったのかも。
次回はもう少し近い距離で練習が必要そうかな。

1/17

朝は夫のえりんぎ君が散歩に行ってくれた。

うんちの回数は1回で、いつもより量も少なかったとのこと。

昨日はご飯の量を300mlから250mlに変更したからかな。
このくらいの量がりんたには合っているのかも。

夜はえりんぎ君と一緒に散歩に行った。

えりんぎ君がいるとりんたが興奮しやすくて、いつもより引っ張り癖が気になった。

せっかくえりんぎ君がついてきてくれているので、りんたの引っ張り癖を直すトレーニングに付き合わせるのは申し訳ない気がしてしまった。

でも放置したままではこれから十数年りんたの引っ張り癖に悩まされることになる。

申し訳ない気持ちを押し殺して、えりんぎ君にはりんたのトレーニングに付き合ってもらった。

引っ張ったら歩けないことをはっきりさせたら、りんたも意外と聞き分けが良く、普段通りに近い散歩ができた気がする。

えりんぎ君がいる時も今後はトレーニングを欠かさないようにした方がよさそう。

公園では最近よく会うわんちゃんに会った。

向こうの子は大人しくしてくれているのに、相変わらずりんたはハイテンションだ。

ロングリードの状態で挨拶してしまったのが良くなかったな。
りんたのコントロールが難しかった。

やはり面倒でも普段の短い散歩リードに付け替えるべきだった。

りんたがリードを引っ張りすぎて少しむせてしまったのも反省点。

えりんぎ君との追いかけっこはとても楽しそうにしていた。

私もえりんぎ君みたいに早く走れたら、りんたも毎日楽しいだろうにと思った。

1/18

朝は夫のえりんぎ君が散歩に行ってくれた。

午後は知育トイで遊んだ。
数日ぶりだったから、最近買ったばかりの知育トイにりんたは苦戦していた。

まだ鍵の開け方はよくわからないみたい。

途中で嫌になったみたいで、チラチラ飼い主の方へ視線を送って、助けてくれないか期待していた。

りんたの前足を誘導して鍵の開け方を教えてみたけれど、まだよくわかっていないみたい。

続けていけばそのうち鍵のメカニズムも理解できるようになるのなのだろうか。

夜は公園でトレーニング。

伏せてマテは相変わらず最初が我慢できずに立ち上がってしまう。

一度持ち直せば1分30秒頑張れた。

あんまり欲張らずに短い時間をたくさんやるようにしてみようかな。

2回目のマテは1分経ったところで立ち上がってしまった。
集中力がだいぶ落ちていたのかもしれないな。

1回の散歩につきマテの練習を2回はやりたかったけれど、なかなか難しい。

後ろでランニングしているおじさんがいて、りんたはマテの最中おじさんのことを興味津々で見ていた。

それでもおじさんについていくことなくマテができていたのでよく我慢したと思う。

久しぶりのもってこい遊びはあまりうまくいかなかった。
4回中2回成功した。

今日は地面の匂いが気になるみたいで途中で手袋を落として匂い嗅ぎをしてしまった。

まあこんな日もあるだろう。
気にせずコツコツと積み重ねていきたい。

横について歩く練習は回れ右だけでなく、右折の練習もやってみた。

りんたはてっきり回れ右すると思っているので、飼い主と歩調が合わずぶつかった。

回れ右以外の選択肢もあるとわかったら、もう少し飼い主に集中できるようになるのかな。

それともまだ回れ右や横について歩く練習が完璧ではないのに、右折までやり始めたらりんたが混乱してしまうだろうか。

とりあえずは右折の練習も織り交ぜながらやってみて、りんたが混乱しているようだったら1段階戻すことにする。

1/19

朝は夫のえりんぎ君が散歩に行ってくれた。

夜は公園に散歩に行ったけれど、りんたのトレーニングはしなかった。

どうしても飼い主側がトレーニングする気分にならなかったためだ。

飼い主のやる気がないのにりんたにだけ頑張ってもらうのはなんか違う気がしたので、こんな日があってもいいのかなと思う。

途中でミックスのわんちゃんに会った。

わんちゃんが10mくらい離れた距離にいた時は呼び戻しができた。

飼い主の元に戻ってきておやつをもらうと、すぐにわんちゃんのところへUターンしてしまう。

わんちゃんが5mくらいの距離に来たら、もう飼い主の呼び戻しの指示には従ってくれなかった。

リードを軽く引っ張って合図してみたけれど、まるで聞く気が無い様子。

わんちゃんがいることへの刺激にはまだまだ慣れていない様子。

今度しつけの練習会に行くので、わんちゃんに興奮しがちな性格も少しは改善できたらいいな。

わんちゃんはフェンス越しにりんたに唸っていたけれど、りんたはしっぽをブンブン振っていた。

横断歩道前でのオスワリがなかなかできないのが最近の課題だった。

指示をオスワリではなく、ヒール(飼い主の左横についてオスワリする意味)で指示すると反応がいいことがわかった。

普段から色んなところでヒールの練習をしているので、りんたにとってはオスワリよりヒールの方が得意なのかもしれない。

横断歩道の前でオスワリするのはどちらのコマンドも同じなので、今後はりんたが得意なヒールを使っていくことにしようかな。

今までは横断歩道を渡り切ってオスワリした後にご褒美をあげていた。

最近は横断歩道前でオスワリできたタイミングでもおやつをあげるようにしている。

オスワリしたらすぐにおやつがもらえると分かった方が、りんたの反応も良くなるかもしれないと思ったからだ。

このトレーニングはもう少し継続してみて、りんたの反応がどう変わるか観察していきたい。

1/20

朝は夫のえりんぎ君が散歩に行ってくれた。

夕方はりんたと動物病院に行った。
お股の膿の状態を診てもらうためだ。

病院の待合室でいきなりおじさんが何も言わずりんたに近づいてきて撫で始めた。

りんたは苦手な動物病院で落ち着きがなかったので、おじさんに撫でられてますますソワソワしだしてしまった。

撫でられている途中で、りんたがおじさんに飛びついてしまいそうなタイミングもあってヒヤヒヤした。

最近は散歩中に知らない人に触られても大分大人しくしていられるようになったけれど、慣れない環境だとやはりりんたも興奮気味になってしまうな。

動物病院でお利口さんにする練習ができたらいいのでけれど、頻繁に通うような場所ではないから難しいな。

とりあえず嫌いな動物病院の中でもおやつへの反応はあるので、気長にトレーニングしていくしかなさそう。

前回包皮洗浄してもらったものの、この1週間はそこまで膿の量に変化は感じられなかった。

とりあえず今回も包皮洗浄してもらい、翌週もう一度受診する予定となった。

りんたの病状については別記事で詳しく書く予定。

動物病院に行く時は、後部座席に私とりんたが座っている。
運転はえりんぎ君の担当だ。

最初の頃はりんたが自分から車に乗り込めなかったので、前足を持ち上げたりして補助していた。

先週からは自分で座席に飛び乗るようになり、とても助かっている。

19kgのりんたを持ち上げる必要がないのは本当に楽だ。

ただ車に慣れた分、目的地に到着して扉を開けると、りんたが勝手に飛び降りるようになってしまった。

このままだと危ないので、飼い主の指示があるまで車内で待機できるように教えていきたい。

それと走行中はりんたはずっとクークーと鼻を鳴らしている。
落ち着きもなく、オスワリやフセをさせてもすぐに立ち上がってしまう。

まだ車に慣れていないのか、トイレに行きたいのか、動物病院が嫌なのか原因ははっきりしていない。

けたたましく吠える訳ではないので、声掛けしたりおやつをあげたりしながら様子を見守っている。

車に自分で乗り込む様子を見ると、そこまで車に対してネガティブなイメージはないと思う。

りんたと色々なところに出かけて徐々に慣らしていけたらいいな。

夜は公園でトレーニングした。

伏せてマテの練習は1回目が20秒、2回目は10秒だけ練習した。
どちらもマテの最中にりんたが鼻でクークー鳴き出したので、早めに切り上げることにした。

りんたに失敗を積ませないという点ではいい判断だったと思う。

一方でマテが嫌になったらクークー鳴けばいいと学習してしまっていないか少し心配。

もう少し練習を続けてみて、りんたにとってよくない反応が出てくるようだったら、別の方法に変えていきたい。

黒柴ちゃんの男の子に会った。

りんたは10mほど離れたところにいる黒柴ちゃんをロックオンしてしまい、呼び戻しそうとしても全く帰ってこなかった。

もちろんリードを引いて合図をしても無視された。

普段だったら5mくらいの距離に近づかないとこのような無視は起こらないので、珍しい反応だった。

もしかしたらよほど好みの子だったのかもしれない。
男の子同士だけど…。

最初はお互い興味津々で挨拶していたけれど、早々に黒柴ちゃんが満足してしまった。

それでもりんたはしつこく匂いを嗅ぎ続けて、黒柴ちゃんは少し嫌そうにしていた。

時々りんたの勢いが強すぎて、黒柴ちゃんの表情が一瞬険しくなることが何回かあった。

りんたが黒柴ちゃんに怒られることがなくて本当によかった。

それと黒柴ちゃんのお股を嗅ごうと横向きになったタイミングで、りんたがマウンティングをしようとする仕草も見られた。

りんたがマウンティングすることはほとんど見ないので少し驚いた。
よほど興味をそそられる相手だったのだろう。

わんちゃんを目の前にすると、りんたが興奮したり走り回たりするのが飼い主的には恥ずかしい。

たくさんのわんちゃんと会わせてあげることで、少しは落ち着くものなのだろうか。

1/21

飼い主のつぶやき

りんたは朝起きてサークルから出してもらうと、一目散にリビングにいる夫のえりんぎくんの元へ駆け寄って行く。

えりんぎ君とプロレスするのがりんたの朝の日課だ。

この時間がりんたにはとても楽しいらしい。

私にはあんなにもテンションアゲアゲで飛びついてくることはない。

りんたは座っているえりんぎ君の後ろから飛びついて、後頭部をハムハムし出した。

私にはこんなことをしたことがなかったので、えりんぎ君にりんたが何を伝えているのか聞いてみた。

そしたら散歩に行きたい時にこうやって甘えてくるとのこと。

私の場合はりんたからの要求があっても、オスワリして落ち着かないと絶対に反応しない。

そんためりんたがこんな風にじゃれてくることはまずない。

飼い主に飛びつくのも許可がない限りは絶対にしてはいけないルールになっている。

特別叱ったりする訳ではなく、興奮している間は反応しないことを徹底していたらこうなった。

自制心のある落ち着いた子に育ってほしくてそうやって育ててきた。

でも今朝のえりんぎ君への甘え方を見て少し羨ましく感じてしまった。

えりんぎ君に飛びかかって後頭部をハムハムする行動の方が、犬本来の甘え方に近いのかなと思ったからだ。

普段りんたといる時間は私の方が長いけれど、りんたはえりんぎ君の方が好きな気がする。
だからと言って私のことを嫌っている訳ではないのだけれど。

えりんぎ君に対しての方が、りんたは自分の感情を本能のままにぶつけている感じがする。

えりんぎ君に対するりんたの反応は、とても子どもらしい純粋な感じがして羨ましかった。

私はりんたにとっての母親としての自覚が強く、この子がいい子に育つようにたくさん色んなことを教えなくてはと必死になっていた。

一方でえりんぎ君は、常にりんたと対等の関係で全力で向き合っている印象だ。

どちらが良くてどちらが悪いということでもないけれど、りんたの育て方についてすごく考えさせられる体験だった。

人と犬が共存していく上で人間側に都合のいいことばかりを教えていくのは、必ずしもいいことではないのかもしれない。

色んな場面でりんたに我慢させていたこともあったと思う。

だからといって一切トレーニングをしない方がいいという訳ではないけれど、私にはもっと柔軟性があってもいいのではないかと感じた。

朝は珍しく私が散歩に行った。

公園に着くと、ゲートボールをしに来ていたおばあちゃんにフェンス越しに遊んでもらった。

りんたは少し撫でてもらうと満足しておばあちゃんから離れていった。

人が大好きなりんたがすぐに満足してどこかへ行くのはとても珍しい。

いつもならいつまででも尻尾をブンブン振って、しつこいくらいなのに。

大分落ち着きが出てきたのだろうか。
それともフェンス越しだったからそんなに興奮しなかったのだろうか。

いずれにしてもほどほどに落ち着いて挨拶ができるのはいいことだ。

一時期気になっていた車追いも落ち着いた。

今朝は車通りの多いところを散歩していたら、飼い主の顔をチラチラ見てきた。

車のエンジン音が聞こえたら、りんたの名前を呼んでアイコンタクトを取る練習をしていた成果だろうか。

エンジン音が聞こえると、名前を呼ばれていなくても飼い主の顔を見るようになっていた。

普段の散歩コースなら、車追いはほとんど大丈夫そう。

牧羊犬は車追いを直すのがとても大変だと聞いていたけれど、りんたはそこまで牧羊犬の本能は強く出ていないタイプだったのかもしれないな。🌟

午後は新しいブルーベリーのおやつの試食をした。

慣れない味に最初は戸惑っていたりんただけれど、すぐに気に入ったみたでおかわりを要求してきた。

どのおやつも最初の試食の段階では食いつきがいい、問題はこの先使い続けて飽きがこないかだ。

ブルーベリーのおやつはあらかじめ立方体にカットされていたけれど、このままあげると大きすぎる気がしたので、4当分にカットした。

カットする時に少し手がベタついたけれど、普段のトレーニングで使う分にはそこまで手が汚れることはなさそう。

香りもしっかりついているので、りんたの注意を引きやすいと思う。

今までお肉やチーズの香りがするおやつばかり使っていたので、たまにはいつもと違う香りをと思ってブルーベリーを選んでみた。

ブルーベリーのおやつでどこまでりんたの反応が変わるか楽しみだ。

夜は公園でトレーニングする予定だったけれど、あまりにも寒くてほどんどできなかった。

新しいブルーベリーおやつは公園までの道のりは効果てきめんだった。
おやつがほしくて飼い主への注目度がいつもより高かった気がする。

ただ公園に着くと匂い嗅ぎに夢中で、全然おやつの効果は感じられなかった。

以前買った牛タンジャーキーは公園でも有効だったのに今回はダメみたい。

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おやつの魅力度が高いと、ロングリードで遊んでいてもりんたが自主的に飼い主のもとへ帰ってくる回数が増える。

ブルーベリーのおやつはそのような反応は見られなかった。

もしかしたらたまたま匂い嗅ぎに夢中になりすぎていただけの可能性もある。

もう少し様子を見てりんたのおやつへの反応を確認してみよう。

ブルーベリーのおやつについては別記事で詳しく紹介する予定。

まとめ

以上『シェルティのりんたと一緒にレベル上げ(1月編③)』でした。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

今週はりんたへの接し方やしつけについて考えさせられた週でした。

『シェルティのりんたと一緒にレベル上げ(1月編)』は次回で最後になります。
お時間がある時にまたブログに遊びに来ていただけると嬉しいです。

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