動物病院をかえたら−3,000円!自由診療の落とし穴!

シェルティの飼い方

先日、肌トラブルで動物病院を受診したりんたですが、2回目の診察のタイミングで早々に病院を変更しました。
ちなみにりんたの病状に関する記事は以下のリンクに掲載しています。

シェルティりんた、急遽病院を受診!
※こちらの記事ではシェルティの下半身のことについて触れています。苦手な方はここで記事をとじてください。 突然なのですが、...
シェルティの検査結果がでました。
※この記事には動物の下半身に関する内容が書かれています。苦手な方はここで記事をとじてください。 前回の記事をまだご覧にな...

本題の部分をサクッと読みたい方は、赤いマーカーが引いてある部分までスクロールしてください!

病院を変更した理由としては、診察や検査に3時間もかけたのに結局詳しい病状説明がされなかったことと、先生の動物への接し方に疑問をもったこと、そして治療費の高さが気になったことです。

りんたの肌が荒れてしまった原因を先生に尋ねると、「アレルギーかもしれないし、肌が弱いかもしれないし、細菌感染かもしれないし…」とずいぶん歯切れの悪い返答でした。
1時間以上もかけて細菌検査までして、普段食べているフードやおやつ、使用しているシャンプーなども確認したのに、結局なんだかわからないとなってはこちらも不信感がつのるばかりでした。

またおちんちんに溜まった膿をきれいにしてもらうために、包皮洗浄という処置をしてもらったのですが、処置室から出てきたりんたはすごく苦しそうにゴホゴホとむせていました。
その状態が1分以上続いたので本当に心配しました。
先生曰く、気管が狭くなっているため首輪だと負担がかかり咳が出ているとのことで、ハーネスへの移行を勧められました。

しかしりんたと過ごしてきた1年間でこんなにもひどくむせかえっている様子は初めて見ました。
おそらく処置中に怖がったり痛がったりして暴れた時に先生が強引に首輪を引っ張って保定しようとしたのだと推察されます。
処置中には飼い主が立ち会えない決まりになっている病院のため、獣医師が犬を乱暴に扱っても明るみにならない環境にゾッとしました。
その病院はたくさんの獣医師を雇っているといった特徴があるのですが、今回りんたの担当をしたのは副医院長先生と若手の先生でした。
ベテランの先生でもこんなにひどい扱いをするのだと思うととたんにその病院が嫌になってしまい、りんたには本当に怖い思いをさせて申し訳なかったと思いました。

ここからが今回のメインのお話になります。

動物病院は自由診療のため、各病院ごとに診察料などの設定ができるシステムとなっています。
最初に通った病院でのお会計が12,000円越えでかなりびっくりしました。
加えて肌トラブルの原因を追求するためにまだまだ検査が必要との説明を受けました。

後から聞いた話なのですが、その病院はなんでもかんでも検査しようとしたり、高額な医療費を請求することで結構有名だったようです。
場所が近いから通いやすいというだけで決めてしまった自分が恥ずかしいです。

その後、良心的な価格で診察してもらえる病院を紹介してもらい、2回目の受診予定日はそちらに転院することにしました。
新しい病院の獣医さんは質問には丁寧に答えてくださり、あいまいな返答をすることは一切ありませんでした。
前の病院で検査しないと原因がわからないと言われた耳の赤みも、一目見ただけで外耳炎だと判断して点耳薬を処方されました。

一番驚いたのは薬の値段です。
最初の病院は内服薬と塗り薬で6,250円もかかったのですが、次に行った病院では3,290円と全く料金が異なりました。その差は実に2,960円もあります。
どちらの病院でも週1回受診を勧められたので、1ヶ月で約9,000円の差が生まれます。

ちなみに2枚目の明細書は別日に受け取りに行った塗り薬代(840円)が入っていません。

加えて最初の病院では、原因がわかるまで色々な検査を続けていくと言われていたので、さらに出費がかさむ予定でした。
その検査がりんたのためになるならまだしも、病院のお金儲けのための不必要な検査なのでなおさらひどいです。

私は幸いなことに一度の受診で気がつくことができましたが、もしこの記事を読んで自分も似たような状況だと感じた飼い主さんは別の動物病院を受診することをご検討してみてください。
例え診察料が高くても、今の先生ととても相性が良いのなら無理に病院を変える必要はないかもしれませんが、私のようにただ自宅の近くだからという理由だけで通っている方は要注意です。

少し話がそれますが、以前東京の動物病院でノミダニフィラリアのお薬を処方してもらった時は6,000円かかったものが、ネットだと全く同じ商品が半額以下の値段で手に入ったというケースもありました。

自由診療を全否定するわけではありませんが、気づかないうちに搾取されていることもありますので、お互い気をつけていきましょう。

ちなみにりんたの治療状況はまた別の記事で詳しくご報告したいと思いますので、ぜひチェックしてみてください!

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