3月に申し込みをした愛玩動物飼養管理士の通信教育もいよいよ大詰めとなりました。
7月下旬に提出した課題報告問題の採点結果が9月8日に到着しました。
当初いただいていた通信教育スケジュールでは採点結果が届くのが9月中旬以降となっていましたが、やや早めの到着となりました。
ネットでは早めに課題報告問題を提出した方が早く採点結果がもらえるとの噂もたっていましたが、受験者間で有利不利が起きないように運営側も配慮していると思うので、そこまで焦って提出する必要はないかと思います。
もし早めに提出して採点結果が早く届いた方がいらっしゃれば情報提供いただけますと幸いです。
私の結果は111点満点中109点、正答率98.2でA判定でした。
判定はA:100~85% B:84~70% C:69~60% D:59%以下の4段階になっています。
私の場合、テキストとスクリーニング資料をガッツリ見ながら1週間もかけて回答したので、A判定なのは当然の結果だと思います。
むしろカンニングしても満点がとれない自分の能力に不安しかありません。
私の実力判定表を載せておきます。
解答は載せていいかわからなかったため、ぼかしをいれさせてもらっています。
43番目は問題文に誤りがあったため、全員正解となっています。
回答する際に一応自分なりに全ての選択肢の正誤を判断し、後から暗記もできるように問題用紙にオレンジペンで正しい文章を書き込んでいました。
しかしながら解答集をみると丁寧に問題と各選択肢の解説まで記載されていたので、私が夏の間中頑張っていたことは本当に無駄な時間だったと思います。
この課題報告問題の成績は本試験に一切反映されませんので、これから申し込みをされる方は、課題報告問題が届いたら適当にマークシートを埋めて提出し、解答集が届いたタイミングで本格的に勉強されるのが一番時間効率が良いと思われます。
ちなみに、解答集には各問題に対応したテキストの該当ページが記載されているのですが、よくよく見てみると結局テキストのほとんどが該当ページになってしまっていました。
テキスト3冊を1周読むのでさえ1ヶ月弱かかったので、該当ページの箇所を読み返していてはいくら時間があってもたりません。
該当ページの記載は無視して学習を進めた方が賢い選択だと思われます。
課題報告問題と認定試験の問題は同じではないと公に発表されてはいるものの、かなり似た問題が出題されると睨んでいます。
受験者数は毎年1万人前後で8割程度の合格者が出ている状態ですので、比較的簡単な試験であると推測できます。
おそらく課題報告問題の問題文が一部変更されたものか、選択肢の中から新たに問題が作られる割合が多いのではないでしょうか。
学習の優先度としては課題報告問題の解答集を丸暗記し、各選択肢の正誤の理由を説明できるようにしておくことが最重要だと思います。
次に勉強するとしたら、スクリーニング資料の暗記だと思います。
私は赤文字と青文字の部分を暗記ペンで塗りつぶして赤シートで隠しながら勉強しています。
残念なことはスクリーニング資料の素材がしっかりしすぎていて、暗記ペンのインクをはじいてしまうことです。
かれこれ10回ほど塗り直しています。
またスクリーニング受講の際に先生が強調していた箇所や例題は必ずおさえておきましょう!
メモしそびれた方のために全てのポイントを下記に記載しておきますのでぜひ学習の参考にしてください。
<強調されていた例題>
例題1(P2、スライド5)
会員の構成は動物取扱業者が約9割を占める(✖️)
→ペットショップなどの事業者は少ない
例題2(P2、スライド6)
公益社団法人日本愛玩動物協会は平成22年より公益法人として活動している(✖️)
→昭和54年(1979年)当初より公益法人である
<強調されていた重要箇所>
(P2、スライド6)
公益社団法人日本愛玩動物協会は昭和54年(1979年)当初より公益法人だった。
(P4、スライド16)
阪神・淡路大震災(1995年)、ボランティア元年
(P7、スライド4)
アニマル・アドボケート
(P8、スライド6)
動物に代わって社会に伝えるアニマルアドボカシーが重要
(P14、スライド29)
5つの自由
(P17、スライド6)
法律の名称を見て、主な対象動物が飼養動物なのか野生動物なのかイメージできるようにしておく
(P17、スライド7)
動物の愛護及び管理に関する法律
(P20、スライド19)
都道府県知事や政令市の市長への登録申請(有効期間は5年間)、自動更新のしくみはない
(P24、スライド36)
検疫対象の5種を覚える
(P27、スライド3)
適正な飼養管理の原則
(P29、スライド9)
ホメオスタシス
(P29、スライド10)
感染、発症、不顕性感染の定義を覚える
感染:外部にある病原体が体内に侵入し生体内で増殖したことをさす
※侵入だけでは感染にならない、増殖がポイント
発症:頭痛、発熱、下痢などの何らかの症状がでる
不顕性感染:健康そのものの生活を送れる、見ただけではわからない
(P29、スライド11)
液性免疫、細胞製免疫
(P30、スライド14)
輸送時の注意点
(P30、スライド15)
赤文字重要
(P32、スライド21)
外陰部の腫大
(P32、スライド22)
犬のような外陰部の腫大や出血はない、交尾排卵
(P32、スライド23)
イヌ属には雑食性の傾向がある
(P32、スライド24)
図を覚える
(P33、スライド26)
乳歯は約3週齢で生え始め8週齢で生えそろう
歯の生え変わりで大幅に数が変わる(28本→42本)
(P33、スライド27)
鎖骨がない
(P35、スライド36)
犬の生理データを覚える
(P 36、スライド39)
フェロモンの分泌場所は口唇の両側、顎の下、爪、肉球、尾、肛門腺
(P36、スライド40)
猫の瞳孔は縦長で、犬の瞳孔は円形
(P37、スライド41)
猫の永久歯は3〜6ヶ月の間に生え替わる
(P37、スライド42)
肉球は温度に敏感
(P37、スライド43)
猫は犬に比べて消化管の発達が非常に遅いため、離乳時期が遅く、ドライフードが食べられるのは生後60日以降
高齢期は生後10年以上
(P39、スライド49)
猫の生理データを覚える
(P39、スライド50)
感染した猫に接触させないことがワクチンのない感染症の予防策
(P40、スライド4)
赤字部分を要確認
(P44、スライド18)
犬ジステンパーやフィラリア症は犬と同じ方法で予防できる
(P46、スライド27)
絶滅種対策
(P50、スライド41)
赤文字要確認
(P50、スライド42)
繁殖の注意事項を覚える
(P50、スライド43)
赤文字を覚える
(P52、スライド51)
全てのヘビは肉食性
ボア科のほとんどが卵胎生、ニシキヘビ科のほとんどが卵性
(P53、スライド53)
ミネラルの欠乏はエネルギーの欠乏よりも早く死をもたらす
(P55、スライド3)
本能行動は学習によって強化されることがある
(P57、スライド12)
一般学習と刷り込みの違い
(P58、スライド16)
生まれてから犬を迎えるまでの環境は非常に重要である
(P60、スライド21)
猫の社会科は離乳以前にも起こるので、離乳前から積極的に人の手になれさせた方がよい
(P60、スライド23)
犬と飼い主の間の階級製理論、服従させることによって誰がリーダーかをわからせる理論は、行動学的にいうとあまり意味をなさない
(P62、スライド31)
犬との違いを確認する
(P63、スライド34)
猫のトイレは、猫の数+1を用意する
<強調されていたテキストのページ>
※全て第2巻のページ数です。
P20 ホメオスタシス
P21 ①感染
P61 第1節 動物の遺伝
P109 ①ウサギの特徴
P 151 第4節 ニワトリ、アヒル、ハトの飼養管理
P 154 第5節 鳥の繁殖(巣引き)
P 175 第1節 動物に必要な栄養素
P 176 第2節 3大栄養素とその必要性
P 188 第5節 犬と猫の食事管理
P 239 第4節 刷り込み
先生が強調していた箇所や例題は試験に出題される可能性がかなり高いですので、できる限り暗記されることをお勧めします。
また、第1巻と第2巻のテキストの中で強調されているポイントの箇所を暗記することも大切です。
第1巻では35個、第2巻では27個のポイントが記載されています。
これらのポイントは上記のスクリーニング資料とも内容が被っていますので、比較的暗記しやすいと思います。
以上が効率的な学習方法です。
①解答集の暗記→②スクリーニング資料の暗記→③テキストの暗記の順番で進めていきましょう。
試験日程についてですが、11月27日(日)に愛知県会場の2部(午後)で受験予定です。
最近は昼夜逆転生活を送っており、お昼前に起きることがほとんどなので、試験時間が午前の1部にならなくて本当によかったです。
当日の持ち物は、①受験票 ②本人確認書類(運転免許証、健康保険証、学生証など) ③筆記用具(BまたはHBの黒鉛筆、又はシャープペンシル※ボールペン不可 プラスチック製の消しゴム及び鉛筆削り) ④腕時計(時計以外の機能がついたものは不可) ⑤上着 ⑥マスクです。
みんなで試験を乗り切りましょう!
ちなみにこれから愛玩動物飼養管理士の資格取得を目指す方は下記にHPのリンクを貼っておきますので、詳細はそちらからチェックしてみてください。
まずは無料の資料請求をされてみることをお勧めします!
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